流れるは飛ぶにあらず～某にーさんの現行ブログ～

アジアシリーズ決勝戦、惜敗。「この敗戦を糧にして」（福岡ソフトバンクホークス公式サイトより）

プロ野球アジアシリーズ2011、11月30日に韓国の三星ライオンズがアジアチャンピオンとなり閉幕。
今シーズンの日本プロ野球もこれで終了となった。

日本シリーズの後、しかも外国での試合という事で、あまり報道でも話題にならなかったが、いろいろ見ていて私が嫌だと思った事が一つあった。それは、一部の人（でありたいと思うが）「罰ゲーム」という心無い扱われ方。
もちろんクライマックス、日本シリーズと今回は10試合もやった上に、更に台湾にやって来て5試合もやったわけだから、ホークスの選手たちの負担を考えれば、そう思われても仕方がないかと。
でもね、

「世界一のレベルといっても過言でもない日本のプロ野球に、
そんな格下の諸外国と対戦しなきゃならないアジアシリーズなんて、罰ゲームに値するもの」

そんな風に思っているかどうかは知らないが、罰ゲーム扱いをする人の中に「アジア蔑視」という気持ちがあるのではないかとも疑ってしまう。

何かしら対抗心むきだしの韓国を嫌う気持ちはわからなくもないが、日本を想って日程を変更するなど心配りを感じた今回の開催地台湾を思うと、軽々しく罰ゲームだなんて、よくもまあ言えたものだと不愉快なものを感じたんだよなあ。
確かに今回、今シーズンあまりにも好調が続いていたホークスの決勝敗戦は残念であったけれど、これまでのアジアシリーズ、日韓クラブチャンピオンシップとずっと日本が連覇が続いていた過去を思えば、今回、敗戦が起こっても不思議ではなかったのではないかと今は思う。

さて来年は韓国で開催予定との事であるが、来年の日本一球団がそこで今年の無念を晴らしてくれる事、
そして、できればNHKでの放送中継が実現する事、私はこの二つを強く願いたい。

某23